〈2018年12月6日リリース〉

「ぞうのババール 〜音と言葉の物語〜」がリリースされました♪今回ヴァイオリンを神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ソロ コンサートマスターの﨑谷直人さん、そして語り・朗読はアナウンサー の竹平晃子さん。お二人ともとても素晴らしくプーランク、ドビュッシーの世界観を表現してくださいました。子供から大人まで楽しめる1枚です。
ぜひたくさんの方に聴いて頂けたらと思います。

 

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〈2016年9月12日リリース〉

「クララ&ロベルト・シューマン」のアルバムがリリース

ロマン派の風にのせて贈る情熱の音色をお楽しみください!!

クラリネット齋藤雄介/ピアノ伊藤慧

 

クララ・シューマンの歌曲をクラリネットで収録した世界でも珍しいアルバム。

そしてロベルト・シューマン作曲、現在は『幻想小曲集』として演奏される機会の多い作品の初稿版『夜曲集』作品73を収録、また子供から大人まで親しめる『子供の情景』などピアノソロ曲など全21曲を収録。

【収録曲】01.-03.ロベルト・シューマン:夜曲集 作品73、04.アラベスク、05.-17.子供の情景、18.-20.クララ・シューマン:リュッケルトによる3つの詩(クラリネット版)、21.スケルツォ第2番

 

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今回の作品は、前回のブルクミュラーとはガラリと雰囲気が変わり、シューマン夫妻の「絆」を表現した作品集です。 ドイツに留学中、シューマンの作品に触れることが多く、レッスンの際には「クララの手紙を読んでみなさい。この作品にどれだけ愛が詰まっているのかわかるよ」とアドバイスを受けたりもしました。私にとって、ロベルト・シューマンの作品を演奏するときには、必ずクララの作品を聴き比べたりもしていました。2016年がクララの没後120年の年だと知ってから、ずっと二人の作品を聴くことのできる録音を作りたいと思っていました。今回の作品もエンジニアはサウンドインの浜田純伸さん、そしてクラリネットは神奈川フィルの齋藤雄介さんと、リラックスした雰囲気の中2日間のレコーディングが行われ、出来上がった作品です。こんな殺伐とした時代だからこそ、ぜひ、一人でも多くの方にクララとロベルトの愛溢れる音楽の絆を感じて頂ければ幸いです。

9月12日はクララとロベルトの結婚記念日です。クララの父親に長いこと反対されてきた二人が裁判を経て結婚を認められ、夫婦となった日です。この日にこのアルバムを発売できることを嬉しく思います。(伊藤慧)

Amazon新着ランキング1位を獲得!!

 

室内楽・器楽部門第3位

クラシック音楽部門第4位

■アーティストプロフィール

齋藤雄介(Clarinet)

福島県郡山市出身。

東京芸術大学器楽科を経て、同大学院音楽研究科(修士課程)修了。在学中、第18回日本管打楽器コンクール入賞。2003年、大学院修了と同時に神奈川フィルに入団。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者。また、横浜シンフォニエッタのクラリネット奏者も務める。尚美ミュージックカレッジ非常勤講師。これまでに別府アルゲリッチ音楽祭・アフィニス音楽祭・草津国際音楽祭などに参加し、L・コムズ、W・マイヤー氏らの薫陶を受ける。著書に教則本「中学生・高校生のための吹奏楽教本 クラリネット」(シンコー・ミュージックエンタテイメント社)

 

伊藤慧(Piano)

フェリス女学院大学音楽学部器楽科卒業。日本調律師協会主催新人演奏会に出演。自己研鑽奨学金、成績優秀者奨学金、江口海外奨学金など数多くの奨学金を授与されドイツ・シュツットガルト音楽大学マスタークラスを修了。2008年‐2009年ドイツブレーメン芸術大学にゲスト生として在籍。PTNAピアノコンペティション全国大会入賞、かながわ音楽コンクール、アジア国際コンクール、ペトロフピアノコンクール第3位、東京ピアノコンクール第2位など国内外のコンクールにて入賞多数。これまでにポーランドクラクフ国立室内管弦楽団、N響団友オーケストラ、神奈川フィル等と共演。2015年SK-ⅡChangedestinyプロジェクトメンバーに選ばれ2015年9月にサウンドインレーベルよりファーストアルバム「ブルクミュラー」をリリース。数々の親善大使や公式ライターとしても活躍している。

■レコーディング風景《フォトギャラリー》

2016年7月9~10日

サウンドインスタジオにて

2ndアルバム「クララ&ロベルト・シューマン」のレコーディンが行われました。エンジニアは、ジブリ作品をはじめ数多くの映画音楽やCMなどの映像音楽を手がけている久石譲のレコーディングも担当する浜田純伸氏です。

1stアルバム「ブルクミュラー」と同じチームで臨んだシューマン録音。

和やかな雰囲気の中でも集中して進んでいきました。

 

サウンドインレーベルのページはこちらです。

■クララ・シューマンはこんな女性!

クララ・シューマン(1819年9月13日~1896年5月20日)

クラシック音楽界で最も有名な夫婦といえば、シューマン夫妻ではないでしょうか。クララは19世紀ドイツで活躍した女流ピアニストです。ピアノ教師であった父親の厳しい指導を受け、幼い頃から才能を開花させたクララは8歳にしてオーケストラと共演し、演奏活動を行っていました。

父のもとに音楽の勉強のため通っていたロベルトと出会い、恋に落ちます。猛反対を受け裁判沙汰になりながらも20歳で結婚し、8人の子供を授かり幸せな家庭生活を送りますが次第に夫ロベルトが精神病を患うようになっていきます。

1853年若き青年ブラームスがロベルトを訪ねてきて、その才能に感動したロベルトは、ブラームスの音楽活動のため尽力しますが、1856年45歳でこの世を去ります。クララは家計を支えるためにピアニストとして、ピアノ教師として活動しながらも、妻としてロベルトを支え、母として子供を愛し、そして音楽を愛し続けました。1896年クララは76歳でその生涯を閉じました。才能を発揮し、愛を見つけ、哀しみを乗り越え、家族を支え、強く美しく生きた姿は、現代に生きる私たちに今なお感動を与えてくれます。

 

スローエイジング公式ライターとして執筆した記事はこちら

「2台ピアノによる動物の謝肉祭」

小さな子どもにこそいい音・いい音楽を!
伊藤慧・漆間有紀の二人はフェリス女学院大学音楽学部を卒業、様々なコンクールで賞を取った経歴を持ち、またピアノの先生でもあります。この二人が“子どものためのクラシック"の代表曲とも言えるサン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」を、2台のピアノを使って演奏しました。
「動物の謝肉祭」は様々な編成の演奏が発売されていますが、2台のピアノを使っての演奏というのは大変珍しいものです。スタインウェイとベーゼンドルファーという世界3台ピアノメーカーの内の2社のピアノを贅沢に使って、豊かな音色と迫力ある演奏になりました。
ジャケットデザインは子どもにも親しみやすいものをと考え、曲中に登場する動物たちを折り紙で表現しました。大人と子どもが一緒になって、折り紙やお絵かきで遊びながら、動物のイメージを膨らませながら、聴いてください。

 

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1stアルバム「ブルクミュラー兄弟の作品集」

日本ではピアノを習うと誰もが弾くといわれている、あまりに有名な曲集ですが、今回はその「25の練習曲」そして「18の練習曲」から人気曲を収録しています。可愛らしいフランス語のタイトルや、ほどよい生真面目さ、ロマンティシズムを感じる色彩豊かな音楽は、単なるレッスンの通過点として扱われてしまうには、もったいない作品です。このアルバムによってブルクミュラーの魅力を再発見して頂ければ幸いです。

ちいさなお子さまから大人の方までお楽しみ頂ける1枚となっています。このアルバムでは、弟のノルベルト・ブルクミュラーの作品「クラリネットとピアノのための二重奏曲」Op.15も収録されています。冒頭、ピアノ伴奏にのってクラリネットで奏される主題は、どこまでも透明で美しい!魅力溢れる作品です。また、作曲家の山田純子さんによるアレンジで「貴婦人の乗馬」クラリネット+ピアノのスペシャルバージョンをお楽しみください!

ピアノ:伊藤慧・クラリネット:齋藤雄介

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 ■収録曲

F.ブルクミュラー作曲

「25の練習曲」 、「18の練習曲」より

羊飼いの家路     

アラベスク     

子もり歌

やさしい花        

スティリエンヌ   

ゴンドラの船頭歌

泉             

アジタート        

貴婦人の乗馬     

紡ぎ歌  

マイアベーアの歌劇「プロエルメルの許し」によるサロン用大ワルツ  

 N.ブルクミュラー作曲

 クラリネットとピアノのための二重奏曲Op.15

 山田純子編曲 クラリネットとピアノのための「貴婦人の乗馬」

 

 

■録音制作 サウンドインスタジオ